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登録日 08/02/27
ジャンル 詩(ポエム)    
カテゴリ 家族    
作詞者コメント 影法師とか夕日とか見てると切なくなります。そんな切なさをイメージしました。


影法師


作詞   糸瓜
二階建ての少し古いアパートの
窓から見える子供の遊び声
夕方になれば帰る子供達の
沢山の影が並んで伸びて遠くなる眺めれば思い出される昔の自分
ただ夢と現在(いま)だけを見つめてはしゃいでいた
世界の絶望なんて知らなかったあの頃
懐かしくて懐かしくてアルバムを取り出した
沢山の友達と親の確かな愛を
知らない間に忘れていた何かを
アルバムの中に探していた
見つからなくて見つからなくて
唯独り部屋の中で泣いていた
私は影法師
いつも同じ様に毎日を過ごし
ささやかな変化にも気づかず
気づいても意味など見出だせず
生きる事の意味も判らなくなったそれでもめまぐるしく時間は流れていく
大切な人達の事も頭から離れていく
それでも心の穴は満たせなくて
夕陽に照らされて伸びる私の影が責め立てる様に語りかける
今何を感じて生きているの?
判らない でも満たされてはいない
自問自答を繰り返す私は影法師
最後の1ページに貼ってあった
皆笑顔で写っている家族写真
ようやく見つけた忘れた何か
思い出してまた涙が溢れた
遠い昔に置いてきた希望も夢も
また抱きしめながら
変化に気づく事に意味を見出だして
また新しい明日に歩みを進めよう後ろで笑って消えていく
君は 影法師



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