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登録日 08/02/28
ジャンル 詩(ポエム)    
カテゴリ 春    
作詞者コメント タイトルは(サクラビ)と読みます


櫻焔


作詞   椏悸
 
冬眠から目覚めようとした
動物の如く
私は遠い春を待っている
 
花粉が舞って涙目になった
あの人の如く
私は近い春を怖がるのだ
 
遠いけれど近いその季節
雪解けが始まれば
 
櫻焔(サクラビ)散りゆく
木の下で
時に思い 何を想い
目を閉じるのか
私にはわからない
ただひとつ言えること
春は曖昧な季節なんだ
 
晴れ渡る空に飛ぼうとした
小鳥の如く
私は遠い春を待っている
 
お花見を毛嫌いしていた
あの人の如く
私は近い春を嫌がるのだ
 
遠くて近い旅立ちの扉
陽はやんわりとなり
 
櫻焔(サクラビ)散りゆく
木の下で
時に巡り 何が廻り
手を握るのか
少しだけ分かってきた
今ひとつ言えること
春は儚い季節なんだ
 
冬を越し 春が来て
夏過ごし 秋到来
 
四季の光は絶えることなく
いつだって人々の目に
 
櫻焔(サクラビ)散りゆく
木の隣
時に涙し 何に涙し
私達は離れゆく
お互い遠く離れゆく
 
ただひとつ言えること
今ひとつ言えること
春は出会いの季節であり
春はお別れの季節なんだ
 
櫻焔(サクラビ)散りゆく
木の下で
 



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