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マキタスポーツ率いるFly or Dieが9月にワンマンライヴを開催
Fri, 03 Jul 2015 20:00:00 +0900
Fly or Die (okmusic UP\'s)

マキタスポーツ扮するDark\'〜ness(ダークネス)が率いるロックバンド・マキタスポーツ Presents Fly or Dieが、9月12日に六本木morphにてワンマンライヴを開催することが発表された。

【その他の画像】Fly or Die

ライヴのタイトルは「契約」。コロムビアとの契約を示唆しているのか、それともほかの意味が含意されているのか、いずれにせよ物語的なライヴステージを構築するマキタ自らがつけたタイトルゆえに、意味深なタイトルであることは間違いない。

先月17日より配信限定でリリースされている、大森靖子とのコラボが話題の「あいしてみやがれ」を引っさげて、これから音楽活動を本格的に繰り広げるマキタスポーツの記念すべきライヴとなるだろう。

■『マキタスポーツ Presents Fly or Die 「契約」』

9月12日(土) 六本木 morph-tokyo
開場 開演 18:30 / 19:00
<チケット>
料金:前売り 全自由 ¥3,800(税込・整理番号付き・ドリンク代別)
当日券: 全自由 ¥4,300(税込・整理番号付き・ドリンク代別)
■オフィシャル先行
7月 11日(土)21:00 〜 7月20日(月・祝)23:59
※先着受付のため、予定枚数に達し次第受付終了とさせていただきます。
http://l-tike.com/flyordieticket0912/

【関連リンク】
マキタスポーツ Presents Fly or Die オフィシャルHP
マキタスポーツ、日本コロムビア契約後初シングルは大森靖子とのコラボ
石崎ひゅーいの対バンツアー、最終ゲスト発表は小山田壮平!
石崎ひゅーいの対バンツアーに小南泰葉、マキタスポーツなどが参加決定

【関連アーティスト】
Fly or Die, マキタスポーツ
【ジャンル】
ビジュアル, ジャパニーズロック

「月刊フラカン武道館」第5回目のゲストは真心ブラザーズ!
Fri, 03 Jul 2015 19:00:00 +0900
フラワーカンパニーズ (okmusic UP\'s)

フラワーカンパニーズが12月19日(土)に開催する日本武道館公演に向けて今年3月よりスタートさせたインターネット配信番組「月刊フラカン武道館」。その第5回目が、ゲストに真心ブラザーズを迎えて7月21日(火)に生配信されることが決定した。

【その他の画像】フラワーカンパニーズ

武道館ライブ経験者の先輩後輩ミュージシャンたちをゲストに招き、武道館成功に向けての秘策を伝授してもらおうという基本コンセプトをもとに構成。初回ゲストに増子直純(怒髪天)、第2回目はクハラカズユキ、サンコンJr.(ウルフルズ)、第3回目には斉藤和義、そして第4回目にはクリープハイプ・尾崎世界観を迎え、武道館ライブの話題を軸にバンド、ミュージシャンの四方山話まで、普段なかなか見られないフラカンとゲストのトークが話題となっている「月刊フラカン武道館」。昨年、フラカンの結成25周年と真心ブラザーズのデビュー25周年を記念し開催した2マンイベントも大盛況だった2組なだけあり、盛り上がること必至の組み合わせだ。どんなトークが繰り広げられるか、要注目である。

先月末全国ワンマンツアー「Stayin\' Alive」を終えたばかりだが、7月からも夏フェスやイベント、新たなワンマンツアー「STILL ALIVE」など、12月19日(土)の武道館公演まで変わらずライブ三昧のフラカンスタイルは続く中、9月16日(水)にはミニアルバムの発売も決定! とどまることなく攻め続けるフラワーカンパニーズ、更なる最新情報、詳細などは、オフィシャルHPを要チェック!

■『月刊フラカン武道館vol.5』

配信日時:7月21日(火)21:00〜22:30(予定) 
※アーカイブなし生配信1回のみ
出演:フラワーカンパニーズ、真心ブラザーズ
Twitterハッシュタグ:#フラカン武道館 http://www.ustream.tv/channel/flowercompanyz

■【ライブ情報】

『STILL ALIVE』
8月10日(月) 京都 磔磔 
8月11日(火) 京都 磔磔 
10月30日(金) 愛媛 松山W studio RED 
11月06日(金) 岩手 盛岡the five morioka 
11月28日(土) 大分 T.O.P.S Bitts HALL 
11月29日(日) 熊本 Django 
12月01日(火) 兵庫 神戸太陽と虎 

『フラワーカンパニーズpresents DRAGON DELUXE 2015』
10月03日(土) 名古屋DIAMOND HALL
開場17:00 開演18:00
出演:フラワーカンパニーズ、他(後日発表)
前売りチケット:¥4,000(税込/ドリンク代別途要)
一般チケット発売日:6月27日(土)

『フラカンの日本武道館〜生きててよかった、そんな夜はココだ!〜』
12月19日(土) 日本武道館
開場16:00 開演17:00
全席指定:¥5,800(税込)
http://flowercompanyz.tumblr.com/

【関連リンク】
フラワーカンパニーズ オフィシャルHP
フラカン×斉藤和義の対バンライブ、ゲストにハルカトミユキを加えて9月に川崎で開催
『New Acoustic Camp 2015』第三弾出演アーティストとしてハナレグミ、レキシ、真心ら11組を発表
フラワーカンパニーズ、武道館ワンマンに向け9月16日に急遽ミニアルバム発売

【関連アーティスト】
フラワーカンパニーズ, 真心ブラザーズ
【ジャンル】
ジャパニーズロック

稚菜、尾崎豊の「I LOVE YOU」をカバー
Fri, 03 Jul 2015 18:00:00 +0900
稚菜 (okmusic UP\'s)

『愛してる』
あなたはこの言葉を言われた事もしくは言った事、ありますか?
私は…言った事ないです。笑
正直一番ピンと来ない言葉。


【その他の画像】稚菜

私のライブを見に来てくれている人はもう知っているかと思いますが、
私はラブソンングを書いても全て失恋ソングとなってしまいます。笑
歌の中でも愛してる、なんて言った事がないのです。
決して楽しかった想い出がない訳ではないんですよ。
ただ幸せだなって思う瞬間に曲が書けないんです。
幸せを実感すると途端に失う事の不安も感じてしまう。
だから書けないのかなって。
これ、女性シンガーソングライターあるあるみたいです。笑
あとは単純に恥ずかしいから、でしょうね。笑

昔、とある人に「恋と愛の違いは何か?」というのを
その人なりの考え方で教えてもらった事があります。
恋という漢字は下に心があるから下心
愛という漢字は真ん中に心があるから真心
…確かになぁと納得した事を覚えています。笑
愛って、男女間の話だけではなく、家族愛や友達愛、そんな愛情も存在する。
私もライブを見に来てくれるお客さんには愛されてるなぁって実感する。
だからこその真心なんだろうなって。
「ありがとう」が一番大好きで大切な言葉だと思っている私は、
「愛してる」も同じ様に大きな言葉だと思っています。
本当に心の底から思っていないと口には出来ない。
手を伸ばせば簡単に届く様な、そんな所にはなくもっと遠い所にある言葉。
自分の想いをその先まで飛ばさないと見えて来ないものだから、
想いが、気持ちがこもっていないと響いてこないのだと思う。
深い言葉だと思います。

愛って何だろう?
きっと誰しも一度は考えた事があるかもしれません。
私は、正直今でも自分なりの一番の答えは見つかっていない。
その答えを、一生をかけて探す旅をしている。
その為に人って生きているんじゃないかなって思っています。

焦らずゆっくりのんびり、自分のペースで。
自分なりの愛を、探していこう。
おばあちゃんになって、そしてこの世を去る時に。
自分なりの答えで、大切な人達に「愛してる」を伝えられますように。

今回の一曲はその愛をテーマに。
尾崎豊さんで「I LOVE YOU」
昔、好きだった人がよく歌っていた曲でした。 笑

私にとっては大切な想い出の一曲。

この曲に出会えて良かった。
是非聴いて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=OGSRgpIt-I0&feature=youtu.be

それでは、また。

【関連アーティスト】
稚菜, 尾崎豊
【ジャンル】


乃木坂46、最新シングル収録曲「羽根の記憶」MV公開
Fri, 03 Jul 2015 18:00:00 +0900
「羽根の記憶」MV (okmusic UP\'s)

乃木坂46が12枚目のシングル「太陽ノック」のカップリング曲である「羽根の記憶」のミュージックビデオを公開した。

【その他の画像】乃木坂46

撮影の休憩中や準備中、プライベートで遊んでいたり、ご飯を食べている時など日常の時間に、どこかにいる指揮者のタクトによって歌を歌い始めてしまうメンバーたち。最初は戸惑っているものの、段々と歌う事が楽しくなり、そして踊り始めてしまうという内容になっており、10年後の将来を見据えながら、アイドルとして活動する現実を再認識する乃木坂46メンバーの姿が描かれている。

監督を務めたのは、「ここじゃないどこか」「他の星から」の監督としてもお馴染みの岡川太郎。メンバーがそれぞれバラバラの場所にいる設定のMVのため、ロケ地ももちろんメンバーごとに違い、都内のスタジオから、ボーリング場、コインランドリー、江ノ島、鎌倉など様々な場所で時間もばらばら。乃木坂46史上最も移動距離の長い作品となった。

メンバーのステージでは見せない普段の表情も楽しむことができる今作、是非ともチェックしてほしい。

■「羽根の記憶」MV
https://youtu.be/aiKa7VM1wDE

■シングル「太陽ノック」

2015年7月22日(水)発売
【初回生産限定盤A】
SRCL-8840~8841/¥1,528+税
【初回生産限定盤B】
SRCL-8842~8843/¥1,528+税
【初回生産限定盤C】
SRCL-8844~8845/¥1,528+税
【通常盤】
SRCL-8846/¥972+税
【セブン‐イレブン限定盤】
SRC7-6~7/¥1,528+税

【関連リンク】
乃木坂46 オフィシャルHP
乃木坂46、映画公開記念で全国“弾丸”舞台挨拶決行
乃木坂46、待望の12thシングル「太陽ノック」ジャケット初公開
乃木坂46メンバー登壇の完成披露プレミア上映会を全国46の劇場で中継決定

【関連アーティスト】
乃木坂46
【ジャンル】
女性アイドル

一周忌のタイミングで発売されるジョニー・ウィンター2枚組ベスト盤『A Rock\'n\'roll Collection』
Fri, 03 Jul 2015 18:00:00 +0900
Johnny Winter『A Rock\'n\'roll Collection』のジャケット写真 (okmusic UP\'s)

 そろそろ亡くなって1年が経とうとしている、ジョニー・ウィンター。かけがえのない、不世出のギタリストだったと思う。その命日7月16日にあわせるように総括的な2枚組ベストアルバム『A Rock\'n\'roll Collection』(日本では7月21日発売予定)がこのほど組まれ、iTunes Storeではダウンロード可能となっている。元気な頃の、ギブソンのファイヤーバードを手にしたジョニーの姿も決まっている。内容をチェックすると、いきなりライヴでの「Johnny B. Goode」から始まり、代表的なナンバーを網羅しつつ、未発表音源も加えているという体裁。全体にエレキでハードに飛ばしているナンバー、ブルースでトーンは統一されている風だが、アコースティックセットもうまい具合に挟み込まれ、メリハリの効いた、バランスの良いベスト盤である。古くからのファン、これからジョニーを聴いてみようかという方にはまず、このアルバムに手を伸ばされてみてはいかがだろうか。

 さすがに、最近では言われなくなったかと思うが、70年代くらいまでは、ギターヒーローといえば何とかのひとつ覚えのように三大スーパーギタリスト(クラプトン、ベック、ペイジ)が引き合いに出され、それをマジに受けて彼らを信奉するアマチュアが多かったものだ。もちろん、素晴らしいギタリストたちには違いない。未だに挑戦的、あるいは求道的にギター道を歩み続けているジェフ・ベックなどは、真にスーパーギタリストの名に恥じない存在だと思う。けれども、いろんな音楽がある中で、ロックだけでもさまざまなスタイルのものがあり、カントリー寄りのもの、ジャズに近いもの、ソウル、ファンク、ブルースロックと知るうちには、三大スーパーギタリストがダントツに優れたギタリストでも何でもなく、テクニック、センスともに彼らよりもっと上手いギタリストはいくらでもいることを知るのが普通だ。

 デュエイン・オールマン、ロイ・ブキャナン、ライ・クーダーにデヴィッド・リンドレー、ロリー・ギャラガー、アルバート・リー、ヘンリー・マッカロー、マイク・ブルームフィールド、ローウェル・ジョージ、ジェームス・バートン、クラレンス・ホワイト、トニー・ライス…と挙げ続ければキリがないと思われるが、そうした本当はすごいけれど、音楽雑誌のカラーグラビアを飾ることは格段に少ない、というギタリストの中にジョニー・ウィンターも含まれていたかと思う。

 今となってはそれさえも十分に偏見だった。ジョニー・ウィンターの場合はそのビジュアルを目にして、伸ばしかけた手を引っ込めた人もいたはずだ。なにせ、生まれながらにしてアルビノ(白子)で、髪も皮膚も色素のない真っ白だった。眼球は赤く、しかも斜視ときた。その彼が長髪を振り乱してステージでギターを引き倒している姿はさながら白い悪魔そのものだった。そのうちノースリーブで、あるいは上半身裸でギターを弾く写真を見ると、その白い肌の胸から腕にはタトゥーが彫られており、いっそうルックスに凄みを加えていたものだ。彼の口からは子供の頃に外見から偏見や差別を受けて云々の話を聞いたことはないが、当時のアフリカ系アメリカ人がそうであったように、保守的な気風で知られる南部、テキサスという環境で育った彼が何らかの悪意にさらされたであろうことは想像に難くない。それだからなのかどうか、彼の滲み出るようなブルース愛には、単なる憧れや尊敬からプレイするというものではない、自らのアイデンティティーを訴えてくるというか、心情に迫るものを感じさせるのだ。

 初めて彼のアルバムを聴いたのは『Live Jonny Winter and』(\'71)で、最初から仕舞いまで熱いそのライヴ盤の中でも、十八番とも言うべき「Mean Town Blues」が流れる頃には、同じ頃に聴いていたクリームの代表作『Wheels of Fire 素晴らしき世界』(\'68)が水で薄めたブルースロックのように聴こえはじめ、クラプトンのギターも生やさしく響いてしまうほど、そこから繰り出されてくるジョニー・ウィンターの本気のブルース度には脳味噌を吹っ飛ばされるような衝撃を受けたものだ。それはもう、一音一音の響きの中に、白人がプレイしているブルースだとは思えないような深みを感じさせるものだった。

 映像作品もいくつか残されているが、観るとウィンターの手がかなり大きいことが分かる。同じ『ウッドストック・フェス』に出演していたジミ・ヘンドリックスが手の大きさを指摘されることが多いが、かなりの音域を駆け巡るジョニーのフレージングの妙には、ギターフレット上のスケールを幅広くカバーする手の大きさはやはり有利に働いたのだろう。そして、特徴的なのはジョニーはサムピック(親指に付ける)を使用し、それと人差し指、中指を駆使したピッキングを行なっていることだ。サムピックを使ったピッキングはカントリー系のギタリストに多いものだが、あの高速で正確な音を弾き出すジョニーのギターの大きな特徴のひとつだろうと思う。ライヴではワイルドさの陰に隠れてピッキングの正確さを意識させなかったりするが、この人のピッキングは本当にしっかりしている。スタジオ作などで聴くと、その上手さをより認識しやすいかもしれない。もうひとつ、素晴らしいのは彼のボトルネック(スライド)奏法だ。どのアルバムでも必ず、少なくとも1曲はエレキで、あるいはアコースティックのドブロでこのボトルネックの演奏を披露しているが、背筋がゾクッとなるようなプレイが聴ける。今回取り上げた2枚組ベストアルバム『A Rock\'n\'roll Collection』の中に収録されている「TV Mama」などは、その代表的なプレイだろうか。

■ブルースを弾くために生まれてきた男

 ジョニーは1944年にテキサス州のビューモントという町で生まれている。両親ともにミュージシャンという音楽一家で、弟のエドガーもキーボードやサックス、他を操るマルチプレイヤーとして名を馳せ、後に彼もまたエドガー・ウィンター・グループを率いてロックシーンで活躍したことはよく知られている。ジョニーは最初、クラリネットを手にするが、やがてギターに転向。独学でレコードに合わせてジャムをしながら奏法をマスターしていく。ブルースやロックに惹かれ、短期間のうちにレコードコレクターになり、そのほとんどのアルバムをコピーしていった。文字通り手当たり次第に。最初に手にしたギターは祖母からもらった粗悪なアコースティックギターだったらしく、それでも我慢して使い、弟のエドガーとタッグを組んで数々のコンテストに出場しては入賞を重ねていく。練習のかたわら芝刈りやゴミ運搬などのアルバイトで必死でお金を貯め、自力でギブソンES-125を買ったという。そして、早くも15歳の時に組んだバンドで地元のレーベルからシングルをリリースし、それが彼のキャリアの最初のスタートになる。ちなみに曲は「School Day Blues」。
※兄弟ともにミュージシャンという点でも、ジョニーは同郷のギタリスト、スティーヴィー・レイ・ヴォーンと共通項が多い。スティーヴィーの兄のジミー・ヴォーンも名の知られたブルースギタリストだ。また、そもそも高校卒業後、オースティンで活動していた若き日のスティーヴィーを発見したのがジョニーだったと言われていおり、後年、スティーヴィーのバンド、“ダブルトラブル”のベーシストは長くジョニーのバンドに在籍したトミー・シャノンが務めているなど、何かと縁があったふたりだった。

 ウィンターはブルースのレコードを通じて、レギュラーチューニングによるギターとオープンチューニングを使ったスライド奏法の両方をマスターする。後にドブロを使った絶品のスライドも多く残しているのだが、お手本にしたのはマディ・ウォータースのアルバムだという。他にアコースティックによるスライドはサン・ハウスやロバート・ジョンソンの影響が強いそうだ。
 高校を卒業すると大学には進学せず、専門学校に進むが、ほとんどは音楽活動に没頭し、シカゴに旅行した際には、観光など一切せず現地のブルースクラブに入り浸ったという。地元テキサスではR&Bやブルースのローカルバンドに加わってひたすら腕を磨く。

 1968年、トミー・シャノン(ベース)、アンクル・ジョン・ターナー(ドラムス)らを迎え、マイナーレーベルからデビューアルバム『The Progressive Blues Experiment』をリリースする。これが評判となり、翌年に大手CBSと契約し、アルバム『Johnny Winter』をリリースする。このCBSとの契約金が当時の金額で数十万ドルと巨額であったことから「100万ドルのギタリスト」の名で呼ばれるようになる。彼の名を世界中に広めるきっかけとなった最も有名なエピソードだろう。このアルバムはウィリー・ディクスン、ウォルター・ホートンら大物黒人ブルースミュージシャンが参加した本格的なブルースアルバムだった。同年、40万人以上を集めた『ウッドストック・フェス』にも出演。同フェスを記録した映画では、ウィンターのシーンはわずかなものでしかないが、今ではジョニーのパフォーマンスだけを抽出した作品もリリースされ、そこで観られる彼は今日よく知られるワイルドに、エレクトリックブルースを弾きまくる最高にカッコ良い姿が記録されている。ザ・フーやジミ・ヘンドリックス、テン・イヤーズ・アフターらのパフォーマンスが評判になったフェスだが、ジョニーの演奏部分が映画版『ウッドストック』でもフルで収録されていたなら、世間の評判はもっと大きなものになっただろうと思う。それでも『Second Winter』(\'70)、『Johnny Winter And』(\'71)あたりから、それまで一辺倒だったブルースにロック色を加え、結果的にはそれが大ブレイクにつながっていく。そうしてリリースされたライヴ盤『Live Jonny Winter and』(\'71)、少し後になるがやはりライヴ作『Captured Live』(\'75)などは、濃厚なブルースとヘヴィーなロックがいい案配でブレンドされ、そこに聴くものが呆気にとられるくらいのドライヴ感でジョニーが弾きまくる。

 70年代のジョニーはCBS、その傘下のBlue Skyといったレーベルからコンスタントに良作を生んでいった。特にローリング・ストーンズの「Silver Train」を収録した『Still Alive and Well』(\'73)はキャリア中最高のセールスを記録するなど、内容共に優れたアルバムとして押さえておきたい盤だ。ちなみにジョニーはストーンズの「Jumpin\' Jack Flash」「Stray Cat Blues」などもカバーしているが、いずれも本家に劣らず好カバーである。
 その間には恩師とも言えるマディ・ウォータースのアルバム制作を手伝ったり、ジョニーはブルースに身を捧げるような、表向きの派手なイメージとは真逆の仕事もしているのだった。マディはその働きぶり、それ以上に白人以上に白いこの男が、自分たちと同じようなブルースをプレイすることに余程感心したのか、そして心を許せる相手と認めたのだろう、ジョニーのことを「我が息子」と呼ぶようになる。あのマディ・ウォータースにそこまで思われる人間なんて、他にいるだろうか。ジョニーは他にもジョン・リー・フッカーやソニー・テリーなどの大御所のアルバム制作を手伝っている。

 1980年代に入ると、ジョニーはアリゲーター・レコードと契約する。アリゲーターと言えば、シカゴに本拠を置くインディ系ブルース専門レーベルで、ハウンド・ドッグ・テイラーやクラレンス・ゲイトマウス・ブラウン、アルバート・コリンズ、ココ・テイラーといった通好みのアーティストの作品を手がけてきたレーベルだ。ジョニーはここで3作のアルバムをリリースするのだが、これまでの作品以上にブルース色が濃い内容となっている。このアリゲーター時代に何か確信するものをジョニーは掴んだのかもしれない。きっと、ブルースひと筋にやっていこうと決めたのだろうと思う。CBS時代に比べると、80年代以降にリリースされたアルバムは徐々にセールスを落としていったかもしれない。それでなくてもディスコやニューウェイブ、テクノ時代に、ギターヒーローは生きにくい時代だ。だが、ジョニーはブレることなくブルースをプレイし続けている。90年代などはPointblankというインディーズレーベルから『Let Me In (\'91)と『Hey, Where\'s Your Brother?』 (\'92)の2作品しか残していないのだが、いずれも内容は素晴らしい。もっとも、残したアルバムこそ少ないものの、ライヴ活動は旺盛に続けていたようだ。特に90年代後半にはアメリカンルーツミュージック再考の動きが音楽界に起こり、カントリーやフォーク同様にブルースにも世代を越えて注目が集まるようになり、それはジョニーの活動にも追い風となった。だが、皮肉なことに、このころから体調を崩すことが多くなったようだ。

 2000年代に入ってからは『I\'m A Bluesman 』(2004)、『Roots』 (2011)の他に、いくつかのベスト盤が組まれたり、過去のライヴ音源からなる『Live Bootleg Series』と題されたものが数種出ており、映像作品まで入れると、まるで70年代の旺盛な活動期と変わらぬ人気を感じさせるものがあった。エリック・クラプトンの主宰で毎回開催されている『クロスロード・ギター・フェスティヴァル』にもジョニーは招かれて出演していたが、その姿と声には隠しようのない衰えがあった。あのワイルドだったヴォーカルはずいぶんと滑らかな声で歌われるようになっており、それはそれで経年という趣を感じさせ、決して悪くはなかった。重たいギブソン・ファイヤーバードは体に負担が大きいらしく、アールワイン社製「レーザー」という、ヘッドレスの個性的なデザインのギターを膝に載せて弾く姿が多かった。そして、4度にわたる日本公演を挟み、『Step Back Roots2』(2014)が最後のアルバムになってしまった。作品の最終的な完成をジョニーは見ていない。ツアー先のスイス、チューリヒでその命は尽きてしまった。ジョニーの死から2カ月後にリリースされたアルバムは翌年、2015年2月に第57回グラミー賞で最優秀ブルースアルバム賞を受賞し、ジョニー初のグラミー受賞を獲得している。受賞のセレモニーでは弟のエドガーが代わりにトロフィーを受け取っている。

 先述したジョニーの日本公演にも触れておこう。ジョニーの来日公演の働きかけは80年代から度々画策されていたようだが、なかなか実現しなかった。1990年3月にはついにジャパン・ツアーが告知され、チケット発売まで行なわれたものの、その直後に中止になっている。理由は不明だ。初来日公演は2011年、東日本大震災と福島原発事故直後の4月13〜15日に実現した。前回のことがあったし、震災、原発事故から間もない時期で、欧米のアーティストが次々と公演を中止する時期でもあったから、今回もたぶん…と早々と諦める人がいたことを覚えている。ところが、ジョニーは来日し、公演は予定通りに行なわれたのだった。その出来は古くからの熱狂的なファンが歓喜の涙を流すほどの素晴らしいものだった。この時の公演の成功によって、自分のブルースを理解するファンが日本に多くいることを知ったジョニーは、それまで実現しなかったのが嘘のように、翌年、翌々年も来日公演を行なっている。2014年4月の来日でも思ったより元気そうな姿を見せてくれた。それだけに、離日からわずか3カ月後に届いた訃報には、絶句してしまったものだ。晩年の体力の衰えは見ていてつらいものがあった。2000年代に入ってから目にするジョニーのライヴの姿、そして日本公演はもう立つことは叶わず、車椅子に座っての演奏だった。それでもギターを弾かせればゾクゾクするようなプレイの連続だったし、あのウィンター節とも言える味わい深いヴォーカルも健在だったから、音楽仲間の間では「まぁ、若い頃の不摂生が」「ずっとガリガリに痩せてたから食が細かったのだろう」「骨粗鬆症には気を付けないとな」などと言い合ったものだった。
※文中で紹介した亡くなる3ヶ月前に実現した来日公演の音源が『Live From Japan』としてCD、そしてDVDでも発売されている。録音ではヴォーカルがややオフ気味ながら、往年のころと変わらぬギターがたっぷり聴ける。体調の悪さはあったはずだが、目前に迫った死など予感させないプレイだ。また、DVDではアンコールで日本のファンのために、ギブソンのファイヤーバードを手に演奏してくれたシーンなども見ることができる。

 享年70歳。生まれながらの身体のハンディも抑え込み、ひたすらギターを手にブルース道を歩み続けた揺るぎなさ、視点を変えれば、やりたいことを貫き通したというロックンロールな人生としては、たっぷり生きたほうではないかと思う。それでも、70歳をすぎてもなお旺盛な活動を続けているクラプトンやベック、それからキース・リチャーズなど、彼と同世代のヒーローたちの活躍ぶりを目にすると、そこにジョニーがいないのがたまらなく寂しいが、残してくれた名演の数々は簡単には忘れられるものではない。そう、一度聴いたなら誰だってジョニーのことは忘れられなくなるはずだ。

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